病気で体が思うように動かせなくなり、悲しくなってしまうあなたへ
病気になり、今の状況が受け入れられず過去にできたことができなくなって悲しくなってしまうあなたへ
広島でアロマセラピスト、心理カウンセラー、医療コーディネーターをしている藤原です。
病気になる前は、なんでも自分のことは自分でしてきたあなた。
趣味が体を動かすことや、そこに行かないとできないことだっただけに、体を思うように動かすことができないもどかしさや、悲しくて涙がでるのも、
したいことができなくなってきた状態が受け入れられないのも
とてもよくわかります。
できることができなくなってしまったらどうするか?
在宅で出入りするヘルパーさん、リハビリの人、家族、友だちに手伝って貰えたらいいですね。
以前、緩和ケア病棟で同じような悩みを抱えナースに不安を訴えていた患者さんがいました。
相談されたナースは、行きたいところ、したいことがあったらお手伝いするから、教えてね!と答えていたりしましたよ。
あなたがケアをする側にいた時代に、できなくなったことをお願いされて嫌だと思う感情は湧かなかったはず。
とはいっても、じっさいにケアされる側に立つと、お世話になってしまうからと利害関係のある第3者や家族に気をつかってしまうのでいたいことを我慢してしまいがち。
そして、あちらにとっては善意であろう行動に対応しようとすると、気疲れします。
そもそも、我慢強くなんでも自分でしてきたあなたは、体がだるくても気丈にふるまってしまう性分。
さて、どうしましょう。
他人には感じることのできないだるくてつらい症状。
なんとなく気が合わない、疲れる方には、ストレスをかけず心と体の平穏を保つために
寝たふり!する手はひとつです。
約束の時間に伺って寝ていらっしゃったら、そっとしておきたくなるもので、
緩和ケア病棟でよく見かける患者さんの素敵な技です。
あとは、気が合う人には自分がしたいこと、食べたいもの、見たいものを甘えてみることができたらいいですね。
好きなこと、好きなものは身内でも
わかっているようで知らないことが
多いものですよ。
身内の方すら詳しくは知らなかったあなたのアロマ好きのエピソードとかね。
好きなもの、好きなことを話しているあなたがキラキラとして楽しそうにみえました。
そう感じたのは、私だけではなかったはず♪(´ε` )
日々不安解消は香りに詳しいあなたにぴったりのアロマを使い、日々の気遣疲れは寝たふり、
気が滅入った時には、自分の好きだったこと、好きなものを他人にリクエストしてみてはいかがでしょう。
美味しいものを口に入れた時、好きな香りを嗅いだ時には、人って反射的に気分よくなるものです。
これは、私が一瞬で気分を良い方向に転換する方法ですが。