介護相談 医療相談の窓口が市にあることを知らない人は多い
台風が直撃予定! 医療相談の専門家 広島で医療コーディネータをしている藤原です。
今日は千葉の医療コーディネータ 三富優美子さんに以前聞いたお話です。
介護・医療問題で困った事が生じたとき、身近な行政・・例えば市役所に相談窓口があるということをご存知でしょうか。
介護問題だとこの部署とか、障害保険ならあの課などと、いろいろあるようです。
介護保険が適用できそうなケースは市役所ではなく、
直接、地域包括センターに問い合わせたらいいみたいです。
どの問題だとどこに聞けばいいのか?
外部からはわかりませんよね。
困った事があった場合に市役所に相談すると
中の人が、その問題にたいして解決できる部署をきちんと教えてくれるのです。
私も含めて市でできる詳しいことは知らない人が多いのですが、
ひとりで悩みを抱え込んでいないで市の窓口に、えいっと相談してみてはいかがでしょうか。
行政にいた三富さんですが、医療相談を受けて、悩み事の問題を解決に奔走する仕事をしていたそうです。
行政では、相談者に対応するだけでなく、
相談がなくても、地域の高齢者の自宅にでむいて様子を伺うのも仕事の一環だったとか。
訪問時には、何しに来たんだと厄介払いされたり、
なぜか玄関に包丁がおかれていたり、
あるお宅では、汚物まみれの床や壁に遭遇することもあったそうです。
そんなことがありつつも、
三富さんは、ありがとうと言ってもらえて癒されたわなんて言ってしまえる医療コーディネーターです。
病院の中は綺麗に清潔に整えられていますが、訪問となると、そうはいかない現実。
身近な地域に相談、見守ってくれる人がいるってありがたいなと思います。
医療相談の窓口は病院だけではない、というお話でした。